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基礎工事に必要な資格とは?基礎工事用に機械運転技能講習なども必要?


基礎工事は、建物を建設する際に基礎となる部分を作る大切な仕事です。
ただ、この基礎工事についてはあまり知られていない部分もあります。

 

どんな資格が必要なのか、どんなことができればいいのかをご紹介します。
また、基礎工事のために機械を運転する機械運転技能講習についてもご紹介しますので、参考にしてください。

 

基礎工事の仕事とは

まず基礎工事の仕事とはどんな仕事かからご紹介します。

 

建物を建てる際には、地面に土台を作り、その建物の重量を支えなければなりません。
その基礎となる部分を作るのが基礎工事の仕事です。

 

基礎をきちんと作らないと、建物自体の強度に関わってくるでしょう。
地震や災害にも弱い建物になってしまいます。

 

また、基礎工事は地盤の固さによって、地盤が弱い時は杭基礎を打ち、固い場合はベタ基礎、布基礎、独立基礎などの直接基礎を作るようになります。

 

基礎の種類を選び、そしてしっかりと強度のある基礎を作ることが重要な仕事です。

 

基礎工事の仕事に資格は必要?

実は基礎の工事は資格がなくてもできる仕事となっています。

 

簡単な作業もありますので、未経験のうちはそうした仕事から始めることが可能です。
基礎の仕事の補助として働くことから始めることができます。

 

また、基礎工事を仕事は「基礎屋」と呼ばれる基礎専門の職人が行うことが多くなっています。
地盤の測量、コンクリート打設、配筋などには、専門的な知識と技術が必要となるため、専門的な仕事と言えるでしょう。

 

未経験でも専門的に経験を積むことで、知識や技術を習得していくことが大切です。

 

基礎工事で持っていると有利な資格とは

基礎工事の仕事は資格がなくてもできますが、持っていると有利になる資格があります。
「新基礎施工士」「玉掛け技能講習」「車両系建設機械運転技能講習」を持っているのがおすすめです。

 

「新基礎施工士」の資格とは

特に多くの人が取得するのが「新基礎施工士」の資格です。

 

「新基礎施工士」とは、現行の「基礎施工士」の資格と「既製杭施工管理技士」資格を統合したものです。

 

「基礎施工士」は、場所打ちコンクリート杭工事の技能を有していると認められた資格で、「規制杭施工管理技士」は、既成コンクリート杭についての施工管理の資格となっています。

 

詳しくご紹介しますと、場所打ちコンクリート杭工事とは、既成の杭ではなく、その建設・工事現場で鉄筋コンクリートの杭を造成する施工管理の資格です。

 

地盤の掘削をし、鉄筋かごの配筋、建て込み、コンクリート打設の施工管理を行う資格です。

 

それに対して、既成コンクリート杭を打つ資格が「規制杭施工管理技士」です。
そして、その両方が行える新資格として「新基礎施工士」が登場しています。

 

次にこの「新基礎施工士」の受験資格ですが、基礎工事の実務経験が必要です。

 

大学、短大・高専の土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、海洋土木を含む)、建築工学、機械工学、都市工学、建設工学、建設基礎工学、電気工学、地学、地質学、資源工学、衛生工学、交通工学、安全工学、環境保全工学、計測工学などの理工系学科を卒業していれば、実務経験が1年半、2年半と少なくて済みます。

 

また、大学、短大・高専を卒業していれば2年半、3年半の実務経験で受験可能です。
高校、中学卒業の場合にはさらに長く実務経験が必要ですが、受験することは可能です。

 

「玉掛け技能講習」による資格とは

また、基礎の仕事では玉掛けの資格があると有利です。
玉掛けとは、建設現場でもよく見るクレーンでワイヤーなどで荷物を吊るして場所を移動させて運ぶ技術です。

 

建設基礎工事では重機を使用することも多く、安全に作業を行うために必須の資格のため持っておくと有利になる資格です。
安全上の知識や詳しい操作方法を知るため講習が行われ、資格が取得できるようになっています。

 

玉掛けの受験資格は18歳以上であれば大丈夫で、運転免許を持っていなくても取得可能です。
ただし、クレーンを運転するにはクレーンの運転免許を別に取得してください。

 

玉掛け特別教育で2日間、玉掛け技能講習で3日間の講習を受講することで「玉掛け技能講習」の資格は取得可能です。

 

「車両系建設機械運転技能講習(整地・運搬・積込み用及び掘削用)」による資格とは

「車両系建設機械運転技能講習(整地・運搬・積込み用及び掘削用)」は、建設用の車両、トラクターショベルやブルドーザーについての運転資格です。

 

機体重量3t以上の車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)の運転作業をする場合には、労働安全衛生法によって資格が必要です。
「車両系建設機械運転技能講習」を受講することが義務つけられています。

 

この資格を取得することで、これらの車両系建設機械を使って基礎の掘削作業などの仕事ができておすすめです。

 

受験資格としては、大型特殊自動車免許を持っているか、普通、中型、大型免許を持っていて、小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)特別教育を修了後、機体質量が3t未満の車両系建設機械の業務経験が3ヶ月以上ある人です。

 

こちらは少し3t未満で経験を積むことが必要な資格となっています。

 

基礎工事は専門性が高く安全のための資格取得が有利!

基礎工事の仕事をする際に必要な資格についてご紹介しました。
基礎工事は、「基礎屋」と呼ばれる基礎工事を専門とする人が行うことが多くなっています。

 

基礎工事を行うには、建物の安全を考えて基礎を作る必要があり、専門的な知識と技術が必要です。
また、作業を行う上でも、安全に行えるようにしなければなりません。

 

そのため基礎の施工管理をするために資格を持っておくことは有利です。
未経験から実務経験を積みながら資格取得を目指していくことがおすすめです。

 

資格を取得していれば、基礎工事に欠かせない専門的な人材として評価されるでしょう。
また、施工管理者を目指すには資格が大切で、現場の安全な作業を管理する立場として、資格取得を目指すことが大切になります。

 

福岡市の住宅基礎工事は有限会社 成蹊技研にお任せ下さい。


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