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新築の基礎工事のための地足場の組み立てや建て方のための足場についてご紹介!


新築の基礎工事の段階で、足場を使うことがあります。

「地足場」という足場がありますので、詳しくご紹介します。

 

「地足場」がどんな意味と役割を持つかを知ってみるといいでしょう。

また、一般的な「足場」についてもご紹介します。

 

基礎工事に足場は必要?

通常は、新築の基礎工事を行う際には足場を組むことはありません。

基礎工事が終わった後に足場を組んで建物を建てていくことが多くなっています。

 

しかし、基礎工事で「地足場」という足場を作ることがあります。

「地足場」という言葉はあまり聞いたことがないかもしれませんので、詳しくご紹介します。

 

通常の足場とはどう違うのかについても知ってみるといいでしょう。

 

地足場とは

「地足場」とは、基礎工事の工区内の人の移動や材料の運搬、コンクリート打設の際に使うための足場です。

 

通常の足場とは異なり、地面より下の構造物、地中梁を作るために、基礎底部などの掘削した場所に足場を組んでいくのが特徴です。

 

「地足場」を施工図に書き込んで配置位置などを計画してから組み立てます。

 

地足場の目的とは?

この地足場を作る目的ですが、ベタ基礎でも独立基礎を作る場合でも、地中梁を作る場合には地足場を組んで作業を効率化するのが目的です。

 

ベタ基礎の場合でも、基礎の一部を掘り下げて丈夫に作ることがあります。

 

その際に、地面より下で行う鉄筋・型枠作業の円滑化やコンクリート打設を効率的に行うために地足場が役立ちます。

 

地中梁を地下に作った場合、その高さが高くなると、作業をする際に簡単にまたいでいけなくなるでしょう。

掘削した底から足場を組むことによって、移動や作業がしやすくなります。

 

木造住宅でもまれに作られ、鉄筋コンクリート造など規模の大きな基礎を作る際に作られます。

 

地足場を作るタイミングはいつ?

この地足場を作るのは、いつなのかですが、基礎の鉄筋の配筋工事の前に行われます。

配筋工事をしてしまうと、地足場を組み立てられなくなってしまうため、鉄筋を組む前に行う必要があります。

 

型枠やコンクリートを打設する際に行うことで、効率的に作業が進められるでしょう。

早めに組み立ててその後の基礎工事をスムーズに行うのがいい方法です。

 

また、配筋・型枠に地足場が必要な場合や、コンクリート打設の際に地足場が必要など、現場によってもいつ必要なのかが異なる場合もあるでしょう。

 

後の作業で必要になることを考えながら、いつ作るのが最適なのか、タイミングを計った上で地足場が作られます。

 

建物の骨組み構造を作る建て方のための足場とは

また、一般的な木造住宅などでは、基礎工事が終わった後に、建て方を行うために足場が作られることが多くなります。

 

新築の場合、基礎工事が完了したら、足場の組み立て作業が始まるでしょう。
その際、なぜ基礎工事からすぐに足場が組まれるのだろうと思ったことはありませんか。

 

まだ何も建っていないのに、足場だけが先にできていると思うことがあります。

基礎工事後の足場の組み立ての意味や役割、施工の流れについても見ていきます。

 

建て方のための足場の目的とは?高所からの安全も考慮

建て方のための足場を作る目的は、労働安全衛生規則第518条では「事業者は、高さ2メートル以上の箇所(作業床の端、開口部を除く)で作業を行う場合において墜落により労働者に危険をおよぼすおそれのあるときは足場を組み立てる等の方法により作業床を設けなければならない」となっています。

 

高所からの落下事故も多いために、高所での作業の際には安全を考えて足場を作ることが決められているものです。

 

また、足場を作ることで、高所での作業の効率化ができるのも大きなメリットです。作業がしやすく、丁寧な作業ができます。

 

建て方のための足場を作るタイミングについて

このように、建て方のための足場は、最近では基礎工事が終わったらすぐに足場を高く組み立てるのが特徴です。

 

建物の主要な構造材を組み立てる「建て方」、土台の据付から柱、梁、棟上げなどの前に、まず足場を先に組むことを「先行足場方式」と言います。

 

建物が建つよりも早く、最初に先行して足場を作ってしまいます。

 

建物の高さに応じて、その都度足場を少しずつ作り足して高くしていくよりも、より安全に作業ができると言われています。

 

足場を作るのが早いと思うかもしれませんが、こうしたメリットがあるためです。

 

また足場を実際に作るには、現場調査をやった後に、足場図面が書かれ、足場設置届が出されます。

 

足場設置届を設置工事の30日前までに労働基準監督署長に届けを出し、安全性がチェックされて受理された後に足場を組み立てます。

 

これらの工程を見ますと、足場がどれだけ重要視されているのかがわかるでしょう。

 

足場の解体のタイミングは?

足場の解体のタイミングについてもご紹介します。足場を解体するのは、外壁工事や

 

屋根工事などが終わり、造作工事で階段を作るなどして、建物の工事がおおよそ完成した時です。床やクロスなども張り終わり、室内の造作工事が終わった頃、足場の役目が終わり、解体されます。

 

そこで、やっと新築住宅の外観全体が見られるようになるでしょう。

 

地足場と建て方のための足場は作業の効率化や安全のために重要!

地足場と建て方のための足場についてご紹介しました。地面より下を掘削して作業を行うために作る地足場、そして高所で建て方を行うための足場と、ともに作業の効率化のために重要なものです。

 

足場を組み立てるのにも時間やコストが掛かりますが、その後の作業の効率化のために大切なものと言えます。

また、どう足場を組み立てるのかも現場によって考えなければならないため大変なこともあります。

 

しかし、作業の効率化と安全に作業を行うために重要な足場の役割を知っておくことが必要です。

 

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