基礎工事の職人の求人からみる仕事内容とは?未経験でも可能な仕事?
家を建てる際の基礎工事は、基礎専門の職人が行っているのを知っていますか。
家を建てる際に、まず行う基礎工事ですが、基礎工事の専門の職人とはどんな人なのか、求人はどのように行われているのかを紹介し、仕事の内容について見ていきます。
未経験でも可能な仕事なのかについても、仕事内容についてもご紹介します。
基礎工事の職人は基礎だけを作る専門職
まず、基礎工事の職人は基礎だけを作る「基礎屋」と言われる専門職であることを知っておくといいでしょう。
基礎工事は、大工ではなく基礎工事を専門とした職人によって行われます。
基礎工事が終わってから、大工による建て方が始まることを知っておいてください。
基礎を作っている現場に出向くことはあまりないかもしれませんが、基礎だけを作る専門の職人がいます。
基礎工事の職人は未経験でも可能?資格は必要?
基礎工事の職人になるには、どうしたらいいのかですが、未経験でもなることができます。
基礎工事の仕事は、最初は簡単な作業を行いながら、現場で経験を積んでいくことが可能な仕事です。
また、資格を取得することで、基礎工事現場の中心で活躍できるようになっていいでしょう。
基礎工事では、地盤の測量やコンクリート打設、配筋など様々な仕事があり、専門的な知識と技術が必要な仕事です。
しかし、必ず必要な資格というものはありません。持っていると有利になる資格を取得して、専門性を身に付けていくのがいい方法です。
「新基礎施工士」「玉掛け技能講習」「車両系建設機械運転技能講習」などは持っているとおすすめです。
その中でも、多くの人が取得するのが「新基礎施工士」で、現行の「基礎施工士」の資格と「既製杭施工管理技士」資格を統合した新しい資格として注目されています。
コンクリート杭工事についての技能を得ることができておすすめの資格です。
基礎工事の職人の大変さとは
ここで、基礎工事の職人の大変さについてもご紹介しておきます。
未経験から求人は多くありますが、基礎工事は長期間を掛けて行われる大変な仕事です。
戸建て住宅の場合で約4週間程度から約5週間程度の長い期間をかけて工事が行われます。
建物の安全性に大きく関わる仕事ですので、責任も大きな仕事です。
基礎工事の工程を日程でご紹介しますと、
地縄張りに約半日程度~約1日程度、水盛り遣り方に約1日程度~約2日程度、根切りに約1日程度~約2日程度、砕石敷き、防湿シート敷きに約半日程度~約1日程度、捨てコンクリートに約半日程度~約1日程度、配筋工事に約2日程度~約3日程度、外周型枠工事、ベース部分のコンクリート打設に約1日程度、内部型枠工事に約3日程度、アンカーボルト設置、内部のコンクリート打設に約1日程度。
そして、コンクリートを湿った状態で養生するのに夏は約3日以上、冬は約5日以上、型枠ばらしや雑コン仕上げに約1日程度~約2日程度で完成となります。
これらの手順を流れに沿って行い、きちんとした日程で行うことが大切です。
一つ一つの仕事の工程がどういう役割を持っていることなどを考えながらやる必要がある仕事と言えるでしょう。
未経験でも、一つ一つの作業で手を抜いたり、雑に仕事をしたりすると建物の強度を脅かすことになります。
建物の基礎を作っているという責任感を持つことが大切な仕事です。
また「基礎屋」には繁忙期もあり、3月~4月や10月~11月などに忙しくなることが多く、仕事が集中してしまうことがあります。
忙しくて大変なこともありますが、その分やりがいがある仕事と言えます。
基礎工事職人として独立することも可能
また、基礎工事の職人は、経験を積むことで、未経験から資格を取得して管理職のポジションになることが可能です。
管理職になったら、独立することも考えられておすすめです。
一戸建ての基礎工事などの仕事をメインに、親方として独立することも可能と言えるでしょう。
基礎工事は、将来的にも大切な工事となるために、需要が安定している仕事です。
基礎工事の専門的な流れを知っていることや高い技術を身に付けることは強みになるでしょう。
ただし「基礎屋」によっても、どんな建物の基礎を行っているのかが異なります。
技術レベルや職場環境が異なることもありますので、職場を選ぶことも大切です。
独立前に様々な経験を積めるような職場で仕事をすることで、独立後にも役立つことが多いでしょう。
基礎工事の職人は高齢化していることも課題に
基礎工事の職人の求人はよく見かけますが、職人が高齢化している現状も課題に挙げられます。
未経験で若いうちから経験を積む人が少ないため、求人も多く行われていると言えます。
未経験から専門的な技術を身に付けるにはいい仕事と言えるでしょう。
屋外での厳しい環境で仕事をしなければならないこともありますが、技術力を若いうちから身に付けることができておすすめの仕事です。
基礎工事の職人は未経験でも可能!経験を積んで専門的な技術を身に付けることが大事!
基礎工事の職人の求人についてご紹介してきました。
未経験から可能と書かれていることが多く、若い人材が求められています。
未経験から経験を積むことで、専門的な基礎工事の技術を身に付けることができておすすめです。
また、技術を身に付けて独立することも可能ですので、「基礎屋」の職人を目指してみるのもいい方法と言えるでしょう。
建物の基礎を作るという責任があり、やりがいのある仕事ですので、そうした仕事を求めている人には向いています。
約4週間程度から約5週間程度の期間をかけて、きれいな基礎ができた時には完成の喜びも大きく感じられておすすめです。
家を建てたいと思っている側からしても、責任感のある基礎工事の職人がいてくれることで安心して任せられるでしょう。
基礎工事は、家を建てると見えなくなってしまう工事ですが、それだけ信頼性のある職人に任せたい工事です。
基礎工事の職人「基礎屋」についても、きちんと調べた上で実績のある所に依頼できればおすすめと言えます。
福岡市の住宅基礎工事は有限会社 成蹊技研にお任せ下さい。
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